あまり見かけない小さなダムウェーター(サービングテーブル)です。
フルーディング(溝を縦に入れるデザイン)が施された柱にすっきりとしたデザインの脚、マホガニーで作られたその姿はとても華奢で可憐な佇まいです。
ダムウェーターといえばビュッフェの料理を並べる棚として使われていたものですが、こちらは一番下の棚の裏にフランスのパリにあった高級工芸品店『Escalier de Cristal』エスカリエ・ド・クリスタル(1802年~1923年)のサインが入っています。
そのお店はアールヌーボーやジャポニズムを特徴としていて、作家のガレやマジョレル、バカラなどに特別に注文した商品に手を加えて店のサインを入れて並べていました。その錚々たる作家たちの作品を並べていたということだけでも美術館のようなお店が想像できますね。こちらの棚はそのお店のクリスタルや陶磁器を並べていた展示用什器だったのでしょうか。
時代を経てまた店舗の什器として使ってみてはいかがでしょうか。ご自宅の飾り棚としたり、ソファの脇に置いてみたりしても素敵な空間が出来そうです。
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