フランスロンシャン窯（1867年~フランス・ブルゴーニュ）のムスティエ焼きの少し深さのあるスーププレートです。他にもカップ&ソーサーやチュリーンなども作られていたシリーズです。南仏プロヴァンスのムスティエという地域は、中世の頃から陶芸技術が発展してきました。こちらは中央に杖のようなものを持ったブルターニュの民族衣装を着た男性、そのまわりに青や黄色の花や蝶の牧歌的な絵が一つ一つ職人の手によって描かれています。クリーム色の陶器で出来ていて古い陶器独特の温もりが感じられます。年代は不明ですが同様のバックスタンプが1890年~1910年頃に使われていたことから同時代のものと思われます。アンティーク特有の小傷がございますが、ヒビはございません。また古い陶器にみられる貫入がございますが、貫入は古いものならではの魅力のひとつです。男性が右向き1枚、左向き1枚、後ろ向き2枚の3つのパターンですが、絵が少しづつ違います。1枚だけ購入する場合はご指定下さい。

年代：推定1890年~1910年頃
全高：40mm
直径：260mm

画像と実際の商品の色味が少々異なる場合がございます。アンティーク商品は、製造時や長い年月を経てついた傷や汚れなどがございます。それらをアンティークの味としてご理解の上、ご注文をお願いいたします。