切手を入れるために使われていたヴュルテンベルク（WMF）社のシルバープレートのスタンプボックスです。ヴュルテンベルク（WMF）社は1880年創業のドイツの老舗メーカーでヨーロッパではとても人気があります。こちらは1909〜1930年代にフランス輸出製品に使われていたダチョウのマークがございます。1914年まではフランスに輸出されていたので、その頃のものだと思われます。中には仕切りがあって切手が取りやすいように斜めに収納できるようになっています。表面の擦れや色などに長い時間を経て使われてきた味わいが感じられます。置いてあるだけで雰囲気があります。細かいパーツを入れたりしても良いですね。
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