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ジョン・グールド 「ハチドリ科の鳥類」 1861年 No.137
No.137
Phaethornis Striigularis
コビトユミハチドリ
クリーム色シングルフレンチマット付き
マットサイズは520x710mmです。
<版画の出典作品>
ジョン・グールド 「ハチドリ科の鳥類」
(1849年−)1861年 補刊(1880年−)1887年
ロンドン 手彩色リトグラフ
ヴィクトリア期最高の鳥類学者また剥製師でもあったグールド(1804年−81年)の「ハチドリ科の鳥類」は、彼が作った多くの鳥類誌の中でも最高傑作との折り紙がつけられており、近年のオークションでも、その落札価格は天井知らずのごとき高値を誇っています。
ほとんどの図版でオスとメスが一緒に配され、羽根の色を見せるために飛んでいる姿も描かれています。 またハチドリの羽毛の光沢を表現するため、金箔を貼りその上に着色することまでしました。 ハチドリと共に描かれた異国情緒溢れる植物が、図版をますます魅力的なものにしています。 図版の制作はグールド自身とヘンリー・C・リヒター、ウィリアム・ハートが担当しています。
題材のほとんどのサンプルは、彼自身のハチドリ標本コレクションが基になっています。 それらは1851年の大博覧会の際にリージェント・パークの動物園で展示され、当時としては破格の七万五千人以上の入場者を集め、大成功を収めました。 グールドの死後、このコレクションはズーロジカル・ソサエティに買われ、現在は大英博物館博物学コレクションになっています。
グールドは補刊の制作中に亡くなりますが、リチャード・ボウドラー・シャープが後を引き継ぎ完成させました。
グールドの版画は他にも「ニューギニアの鳥類」(1875年−88年)の豪華な極楽鳥を在庫しています。
<出品版画について>
出品中の作品は全てオリジナルプリントで、現代の複製品ではなく、記載されている年代に実際に作られたアンティークプリントです。
古い版画ですから紙の酸化や湿気によるシミなどの自然なエイジング(経年変化)や、多少の破れや欠けなどのダメージがある場合があります。 海外では著しく損なわれていなければ、アンティークの魅力のひとつである歴史を感じさせる味わいの源として気にされない場合がほとんどです。 もちろん当店では出来る限りコンディションの良いものだけを集めるよう努力していますが、特にコンディションに敏感なお客様はご購入前にご納得がいくまでお問い合わせください。
<作品のマット装、額装について>
シート状態の版画にはお客様のお好みに合わせたマットをご希望でお作り出来ますので、別途お問い合わせください。 当店で使用しているマットは作品保護に最適なPH値の高い無酸マットで、作品を留めるテープも大英博物館でも使われている無酸紙テープです。
規格フレームサイズのマット付き版画にはお手頃な価格の規格フレームの在庫がございます。 フリーサイズのマット付き版画には、サイズをオーダー出来るモールディングフレームの準備がございますので、どうぞお気軽にご相談ください。
当店では様々なジャンルのアンティークプリントを常時数千枚在庫しています。 お手頃な価格のものから一流の美術品として通る貴重な作品まで、バラエティに富んだ品物を集めるよう努めています。 こちらではその一部しかご紹介出来ませんので、何かお探しの品物がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
商品コード : ARIAON1-137 |
価格 : 181,500円(税込) |
※送料はBランクとなります。 |
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