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古代七不思議のひとつ、バビロンの吊庭 ヨハン・ゲオルク・シュミット 18世紀初期
古代七不思議のひとつ、バビロンの吊庭
クリーム色シングルフレンチマット付き
マットは規格フレームの四つサイズ(348x424mm)で作ってあります。
<版画の出典作品>
ヨハン・ゲオルク・シュミット
18世紀初期 ドレスデン 銅版画
バビロンの吊庭(空中庭園)は古代七不思議のひとつで、バベルの塔でも有名な古代メソポタミアの中心都市バビロンにあったとされています。 ネブカドネザル2世が王妃アミュティスを慰めるため作ったと言われる巨大な階段状の庭園で、遠くから見ると空中から吊っているように見えたということです。 当時に描かれたものはもちろん無く、現在残っているものは後から想像で描かれたものです。
この版画の出典は明らかではありませんが、制作したのはブラウンシュバイクに工房を構えていた有名なヨハン・ゲオルク・シュミット(1694年−1767年)です。 サインにドレスデンとありますが、シュミットはブラウンシュバイクに来る前はドレスデンで働いていました。 したがってこの版画は1710年頃のかなり若い時の作品だと考えられます。 原画となったのはリヴィウス・クレイルがキルヒャーの「バベルの塔」(1679年)のために描いたものだと思います。
2図目はイメージ部分の拡大図です。
<出品版画について>
出品中の作品は全てオリジナルプリントで、現代の複製品ではなく、記載されている年代に実際に作られたアンティークプリントです。
古い版画ですから紙の酸化や湿気によるシミなどの自然なエイジング(経年変化)や、多少の破れや欠けなどのダメージがある場合があります。 海外では著しく損なわれていなければ、アンティークの魅力のひとつである歴史を感じさせる味わいの源として気にされない場合がほとんどです。 もちろん当店では出来る限りコンディションの良いものだけを集めるよう努力していますが、特にコンディションに敏感なお客様はご購入前にご納得がいくまでお問い合わせください。
<作品のマット装、額装について>
シート状態の版画にはお客様のお好みに合わせたマットをご希望でお作り出来ますので、別途お問い合わせください。 当店で使用しているマットは作品保護に最適なPH値の高い無酸マットで、作品を留めるテープも大英博物館でも使われている無酸紙テープです。
規格フレームサイズのマット付き版画にはお手頃な価格の規格フレームの在庫がございます。 フリーサイズのマット付き版画には、サイズをオーダー出来るモールディングフレームの準備がございますので、どうぞお気軽にご相談ください。
当店では様々なジャンルのアンティークプリントを常時数千枚在庫しています。 お手頃な価格のものから一流の美術品として通る貴重な作品まで、バラエティに富んだ品物を集めるよう努めています。 こちらではその一部しかご紹介出来ませんので、何かお探しの品物がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
商品コード : ARIAAMV-4 |
価格 : 32,780円(税込) |
※送料はAランクとなります。 |
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