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人身御供の墓地(マヤ・アステカ文明) アントワーヌ・フランソワ・プレヴォー・デクジル 1747年−59年
人身御供の墓地(マヤ・アステカ文明)
版画シートのみ イメージサイズ 160x205mm
写真はシートのマージンをイメージサイズまでトリミングしてあります。
マットやフレームはご希望により製作いたします。
<版画の出典作品>
アントワーヌ・フランソワ・プレヴォー・デクジル 「旅行記集成」
1747年−59年 パリ 銅版画
アントワーヌ・フランソワ・プレヴォー・デクジル(1697年−1763年)はベネディクト派の修道士でしたが、現在ではアベ・プレヴォーという名前で名作「マノン・レスコー」を著した小説家として有名です。 数奇な運命によってヨーロッパを流浪し、生涯に沢山の作品を残しましたが、その中でも毛色の変わっているのが、当時の探検旅行の情報を集めたこの「旅行記集成」です。 プレヴォーは翻訳家としても有能で、膨大な量の旅行記を翻訳、編纂して、この世界を股にかけた「旅行記集成」を作りました。
この版画は1754年に出版された12巻目に収められています。
マヤ・アステカ文明の宗教は終末信仰で、新鮮な心臓を神に捧げなければ太陽は消滅する、というものでした。 そのため生きた人間から心臓を摘出する儀式が日常的に行われ、膨大な数の生贄が発生しました。 この生贄のための墓所がその凄まじさを教えてくれます。
2図目は左下部分の拡大図です。 タライで頭蓋骨を洗っています。 頭蓋骨が建物の全面の壁にはめ込まれて美しくレイアウトされているのが凄いです。
<出品版画について>
出品中の作品は全てオリジナルプリントで、現代の複製品ではなく、記載されている年代に実際に作られたアンティークプリントです。
古い版画ですから紙の酸化や湿気によるシミなどの自然なエイジング(経年変化)や、多少の破れや欠けなどのダメージがある場合があります。 海外では著しく損なわれていなければ、アンティークの魅力のひとつである歴史を感じさせる味わいの源として気にされない場合がほとんどです。 もちろん当店では出来る限りコンディションの良いものだけを集めるよう努力していますが、特にコンディションに敏感なお客様はご購入前にご納得がいくまでお問い合わせください。
<作品のマット装、額装について>
シート状態の版画にはお客様のお好みに合わせたマットをご希望でお作り出来ますので、別途お問い合わせください。 当店で使用しているマットは作品保護に最適なPH値の高い無酸マットで、作品を留めるテープも大英博物館でも使われている無酸紙テープです。
規格フレームサイズのマット付き版画にはお手頃な価格の規格フレームの在庫がございます。 フリーサイズのマット付き版画には、サイズをオーダー出来るモールディングフレームの準備がございますので、どうぞお気軽にご相談ください。
当店では様々なジャンルのアンティークプリントを常時数千枚在庫しています。 お手頃な価格のものから一流の美術品として通る貴重な作品まで、バラエティに富んだ品物を集めるよう努めています。 こちらではその一部しかご紹介出来ませんので、何かお探しの品物がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
商品コード : ARIAAMV-5 |
価格 : 13,200円(税込) |
※送料はAランクとなります。 |
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