A.M. Luther社は1877年エストニアの首都タリンで創業の家具メーカーです。エンボス装飾や座面の曲面加工プライウッド（合板）を使った家具の製造を取り入れました。1920年頃から『LUTERMA』ルテルマシリーズが製造されました。座面裏に『LUTERMA』の焼き印があります。1940年に会社が閉鎖されているので、それ以前の年代のものと推定されます。こちらの座面にはアールヌーボーの美しい柄のエンボスが施されています。年月を経て出せるパティーナ（古艶）に味わいが感じられます。ベントウッドチェアは華奢な見た目よりも丈夫な作りで、軽く扱いやすいため、カフェなどの飲食店でよく使われています。アンティークを好きになって初めて購入した家具がベントウッドチェアというかたも多いと思います。手軽にアンティークを楽しめて、和のテイストにも合ってしまうところも魅力的です。濃い色なのでクラシカルな雰囲気です。
商品ページはこちら
アクセス : 137
