フランスのムスティエ焼きのプレートです。ムスティエ焼きは17世紀にイタリア人修道士によって南仏プロヴァンスのムスティエという地域に伝えられました。それまでの茶色い土色の陶器とは違った白いムスティエ焼きはルイ14世の時代に王室御用達の陶器として発展しました。イギリス陶器の流行で一時閉窯しましたが、1927年頃にマルセル・プロヴァンスの手によって復活しました。緑がかった陶器に緑と黄色い色でフェニックスや草花が描かれたこちらのプレートは古い陶器独特の温もりが感じられます。フェニックスは不死永生の象徴であるエジプト神話の不死鳥です。年代は不明ですがメーカースタンプが無かったころの1920年代ころのものだと思われます。
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